以前、大和生誕の地について、港側から撮影した造船所の景色の写真を用いてご紹介しましたが、この歴史の見える丘からは、そんな大和生誕の地である平屋工場を展望台の上から間近で見ることができましたので、こちらの写真を撮らせて頂きました!📸✨️
こうして間近で見ると、とても大きな設備であることが改めて分かりまして、この平屋工場の三角屋根の建屋の下に、戦艦大和を建造したドックであります旧造船船渠はありました。
旧造船船渠は1912年(明治45年)に作られまして、その全長は270m、幅は35mと、建設された当時においては、東洋一の大きさを誇るドックでございました。
この旧造船船渠では大和の建造が有名となっておりますが、大和以前には、戦艦長門もこの旧造船船渠で建造されたと言われております。
その後1923年(大正12年)に旧造船船渠の一度目の改装が行われ、更に1937年(昭和12年)には戦艦大和の建造に備えて二度目の改装が行われ、その際は大和の艦底の深さを意識して、ドック内を掘り下げて、深さをより増す改装工事が行われたようです。
戦後は戦艦伊勢、日向、榛名、航空母艦天城などの、呉軍港空襲によって呉湾内に着底していた艦艇の解体が行われたり、造船再開後には10万トン級のタンカーなどの大型船の建造が旧造船船渠内で行われておりました。
しかし近年の船舶の大型化により、ドックの大きさが年々追い付かなくなりまして、更にブロック工法の発達によって、平地にしてしまった方が作業効率が良いとの判断によって、1993年(平成5年)に旧造船船渠は埋め立てられてしまいました。
旧造船船渠が残っていないのは残念ですが、しかし貴重な遺構でありながら、現在も稼働し続けている造船所ですので、こういった改装による遺構の消失は、効率を上げる上では致し方ありませんし、むしろ、同時代やそれ以前に作られたドックやクレーンが現役で動いていたり、呉海軍工廠時代の遺構を敷地内に今でも残して頂いているのは、非常にありがたいことですね😌
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撮影地
撮影機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. H-X09【Panasonic】



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