こちらが高良山の上にあります筑後国の一宮、高良大社の中門と透塀、そしてその奥にありますのが本殿となっております!⛩️
真っ赤な立派な中門の前には、これまた二頭の立派な阿吽の狛犬が鎮座しておりまして、背後の背の高い木々がより一層神社の赤色を引き立ててくれています。
高良大社のルーツにつきましては、高良大社に伝わる「絹本著色高良大社縁起」という縁起絵に記されているそうで、それは約1600年前、仲哀天皇の時代にまで遡り、なんと当時九州は異国の兵士からの攻撃を受けて、侵攻されておりました。
そこで西に下った神功皇后らが見事これらを打倒し、その後筑前国四王子嶺に登って神仏の助けを祈った際に現れたのが、高良大社の御祭神にもなっております、高良玉垂命神と住吉の神だったと言われておりまして、その後、高良玉垂命神は高良山へと御鎮座されたと伝えられております。
ちなみにこのような経緯から、高良玉垂命神は戦いを制した神様として、中世から近世まで、多くの九州の武将に信仰されたそうです。
以上が、高良大社誕生にまつわる伝承でございました。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
撮影地
使用機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. H-X09【Panasonic】
コメント