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PhotoBlog:46 高良大社社殿

Photo No.46 高良大社社殿/撮影地 福岡県 久留米市 御井町

高良大社の赤い中門を潜ると見えてくるのが、九州最大級の社殿と名高い、高良大社の立派な社殿でございます!😲⛩️

幅は約17m、高さは13m、奥行きが32mと、先で申した通り神社建築としては九州最大級の社殿でございまして、こちらの社殿は国の重要文化財にも登録がされています。

高良大社の社殿は造営以来、何度も建て替えが行われていまして、現在残っているこちらの社殿は、本殿が1660年(万治3年)に、幣殿と拝殿が翌1661年(寛文元年)に、久留米藩3代藩主である有馬頼利の寄進によって建てられたものとなっております。

屋根は薄い木の板を何重にも重ねて施工された伝統的な柿葺(こけらぶき)の屋根でございまして、建物の造りとしましては、本殿、幣殿、拝殿が連結しておりまして、屋根の棟数が多く、複雑化している江戸時代初期の権現造となっております。

ちなみにこちらの社殿、あの東照大権現(徳川家康)を祀る名所、日光東照宮の社殿によく似ていると言われるそうですが、それもそのはず、高良大社の社殿を手掛けた普請奉行の丹羽頼母(にわたのも)は江戸城や日光東照宮の普請にも携わった人物でして、それらの名所を建てたノウハウを生かして高良大社の社殿を造営されたので、日光東照宮に似ていると言われるそうですね。

なので、社殿の梁には日光東照宮にもあります蟇股(かえるまた)の装飾や、正面には龍の頭の木彫りの装飾があったりと、全体的には黒っぽく、渋くて落ち着いた見た目をしておりますが、装飾一つ一つを見ていくと結構派手なものを身に着けていらっしゃるといった印象を受けました(笑)😄

当代一の工事奉行と呼ばれた丹羽頼母が手掛けたメリハリのある美しい社殿、皆様も是非一度、ご覧になってみて下さい!

撮影地

使用機材

Camera: OM-5【OM SYSTEM】

Lens: LEICA DG SUMMILUX 9mm F1.7 ASPH. H-X09【Panasonic】

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