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PhotoBlog:78 稼働する世界遺産

Photo No.78 稼働する世界遺産/撮影地 福岡県 北九州市 八幡東区

旧九州鉄道茶屋町橋梁を後にし、次にやって来たのは「明治日本の産業革命遺産 ―製鉄・製鋼、造船、石炭産業―」として2015年に世界遺産に登録された構成資産の一つである、官営八幡製鐵所旧本事務所前の眺望スペースでございます!🏭

旧本事務所の写真を撮っていると、丁度くろがね線のディーゼル車両が構内に入ってきましたので、その瞬間を捉えさせて頂きました!📸✨

写真左側に見えます、壁面は赤煉瓦で造られていますが、屋根には瓦が使われている、いかにも明治期の和洋折衷である建造物こそが世界遺産の一つであります、官営八幡製鐵所旧本事務所となっております!😆

官営八幡製鐵所旧本事務所は1899年(明治32年)に建てられたイギリス積み赤煉瓦の建造物でございまして、真ん中にはドーム状の屋根が存在し、建物が正面から見て左右対称の造りとなっているのが特徴でございます。

事務所内には当初、長官室や監査室のほかに外国人技術者の使用する技師室などがありまして、かつては官営八幡製鐵所の心臓部として機能しておりましたが、現在は使われておらず、旧本事務所前は八幡製鐵所時代から現在も稼働し続けている、製鉄所専用の鉄道路線であります、くろがね線の荷物置き場となっています。

くろがね線(旧名は炭滓線)は1930年(昭和5年)に開業した八幡製鐵所(現在は日本製鉄九州製鉄所)が所有する専用鉄道でございまして、八幡地区の工場群と戸畑地区の工場群を結ぶ、鉄鋼製品などを運ぶ貨物鉄道です。

世界遺産の多くは旧本事務所のようなかつて稼働していた建造物そのものがフューチャーされますが、この官営八幡製鐵所工場群は、かつて国の大事業として稼働されていた製鐵所の風景、くろがね線のような時代を超えて現在まで動き続ける製鉄所の風景、そして未来に向けて進化する製鉄所の風景を一緒くたに見ることができ、それらを比較して楽しむことができる場所であると、実際の風景を見て私自身はそう感じました😌

まあ、色々な見方があると思いますので、皆さんもぜひ一度、世界遺産観光の一つとして旧本事務所前の眺望スペースを訪ねてみて下さい!👍✨

撮影地

撮影機材

Camera: OM-5【OM SYSTEM】

Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】

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