中間市の遠賀川のほとりにポツンと建っている古い赤煉瓦の建造物。こちらが2015年にユネスコ世界文化遺産にて、「明治日本の産業革命遺産」の構成資産の一つとして登録された遠賀川水源地ポンプ室になります!🧱
今回はこちらのポンプ室の撮影をメインにやって来たのですが、ポンプ室の周りには入念に金網が張られておりまして、どうやって金網を画角に入れずこのポンプ室が映える写真を撮ろうかと、一人一月の寒空の下、ポンプ室の周りをうろうろして試行錯誤したのを憶えていますね(笑)😅
厳重に柵が張られているのは、世界文化遺産に登録されたからというよりは、このポンプ室がまだ現役で動いているということが主な要因でございまして、この遠賀川水源地ポンプ室はかつて、官営八幡製鐵所の工業用水を確保するために作られた施設なのですが、実は現在も日本製鉄㈱に所属する、九州製鉄所に向けて遠賀川の水を送っている現役の施設なのでございます!🚰
世界文化遺産、登録されているものは数あれど、ほとんどがその仕事や事象を終えて史跡となったものばかりですが、登録要因となった当時のことと同じ仕事を現役でこなしている遺産というのは、おそらくこの遠賀川水源地ポンプ室だけなのではないでしょうかね?🤔
いつも見ていてつくづく思うのですが、赤煉瓦の建物って本当にどれもが何十年、下手したら何百年ももつ建物として造られていて、当時建設に携わった方達の技術力や努力に感服させられますね……😌
それではちょいと長くなってしまいましたので、次回のフォトブログで遠賀川水源地ポンプ室についてもうちょっと詳しく解説していきたいと思います!👍✨
撮影地
撮影機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】
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