霧に包まれた苅田港に今回やって来た護衛艦は、ひうち型多用途支援艦4番艦のげんかいでございまして、艦名は福岡県、佐賀県、長崎県の北部から対馬にかけて広がる玄界灘が由来とされております🚢
船の形はDDといった、一般の方が連想する護衛艦の形とは異なり、艦橋は高めで、横から見ると広い長方形のような形となっておりまして、艦尾には巨大なクレーンやウィンチなどが装備されているのが特徴的ですね😁
多用途支援艦の主な役割と致しましては、部隊が水上射撃訓練や魚雷の発射、投下訓練を実施する際、その訓練のサポートを行うことが主な任務とされております。
またその他にも、物資の輸送支援やトラブルで航行不能となった艦船の曳航を行うこともあり、艦尾に装備されている艦艇曳航装置一式は、護衛艦の中でも最大級であるいずも型護衛艦をも牽引できるほどの力を発揮できるそうです!💪
ちなみに、ひうち型多用途支援艦は前期型と後期型で装備内容が若干異なり、後期型であるげんかいには外海を快適に航行するために、船の横揺れを抑える減揺タンクや、潜水艦との訓練を行う際に対話することができる水中通話機が搭載されております☎️
まさに多用途支援艦という名前通り、前線で作戦を実行するというよりかは、艦艇の水上後方支援を行うことに長けている艦船がこちらのげんかいなんですねぇ🥰
撮影地
撮影機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】
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