河内貯水池近辺にあります亜字池にて桜の撮影を続けていますと、水面に何やらプカプカ浮かんでいる大きなものを見つけまして、一体何だろうと池の中を覗き込んでみると、なんと亀が池の中をスイスイ泳いでは時々休憩がてらプカプカ浮かんでいましたので、その優雅に泳ぐ姿を撮影させて頂きました!📸✨🐢
亀はどちらかというと陸地でゆっくりと甲羅を干している姿の印象が強く、泳ぐ姿をまじまじとはあまり見たことが無かったのですが、亀って意外と機敏に泳ぐものなんですねぇ~!😮
巧みに手足を使って、水を蹴るようにして潜水する姿はなかなか見事なものでした!☺️
ちなみにこちらの亀はミシシッピアカミミガメでございまして、名前の通り、顔の両サイドにある耳のような長い赤い模様が特徴の亀でございます。
実はこちらの亀さん、日本ではいわくつきの亀さんでございまして、名前の通りミシシッピ川などの、北アメリカからやって来た外来種なのでございますが、食欲旺盛かつ繁殖力が高いことから、在来種と競合するどころか、河川の生態系を崩す危険性のある生物として駆除の対象となっているのです。
昔よく言われていた『ミドリガメ』の多くはこのミシシッピアカミミガメでございまして、ペットショップでの購入や一時期流行った祭の屋台の亀すくいで手にする人が増えたのですが、そんな亀が何故日本の河川で激増しているのかというと、一部の人間や業者が飼育放棄をして川に放ったのが大きな原因とされております。
現在ミシシッピアカミミガメは外来生物法で輸入の規制が掛けられており、また飼育放棄をして野外に放った場合は罰金、罰則の対象となるなど厳しい処置を受けますので、どのペットにも言えることなのですが、飼うと決めたらそのペットの最期まで飼い切るか、やむを得ず手放す場合はちゃんとした引き取り先を見つけるなど、飼い主としての責任を全うして頂きたいものですね🐢
撮影地
使用機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】
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