高塔山公園の展望台側にはコンクリートでできたお堂がありまして、そのお堂の周りに無数のパステルカラーのアジサイが咲いておりましたので、こちらの風景を一枚撮らせて頂きました!📸✨🌸
こちらのお堂の中にはお地蔵さんがありまして、そのお地蔵さんの背中には大釘が打ち込まれてあり、「かっぱ封じの地蔵尊」と呼ばられております🥒
若松には古くより河童の伝説がありまして、若松の修多羅(すたら)にあった村にはイタズラ好きの河童が住んでおり、その河童がある日、村に居た一頭の馬を池の中に引きずり込もうとしたのでございます🐴
しかし馬の力は河童の予想の斜め上を行きまして、なんと池に引きずり込むどころか、とんでもない馬力によって河童が池から陸に引きずり出されるという、見事な返り討ちを食らったのでございます😵
陸に上がった河童は為す術も無く、そのまま村に居た庄屋の人間に捕まってしまいましたが、河童は庄屋に二度と悪さはしないと命乞いをしました🙇
そこで庄屋は地蔵の背中に舟釘を打ち込み、この釘がある限りは絶対に悪さはしないよう河童に誓いを立てさせ、以降、そのお地蔵さんはかっぱ封じの地蔵尊として現代まで残っている……ということなんですねぇ〜😊
ちなみに、この伝説を元にして書かれたのが若松出身の小説家火野葦平の短編作品であります「石と釘」でありまして、この作品が有名になったことにより、かっぱ封じの地蔵尊は広く認知されることとなったそうです👍✨
撮影地
撮影機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】
コメント