PhotoBlog:161 兄弟煙突

Photo No.161 兄弟煙突/撮影地 福岡県 田川市 伊田

今年の7月、この日は丁度私の誕生日でございまして、仕事は休みだったし、この歳になると家族や友人から誕生日を祝われるなんてこともありませんので、バースデー記念に写真撮影に行こうと思い立ってやって参りましたのは、福岡県田川市にあります石炭記念公園でございます!📸✨🎂

筑豊地区といえば、かつて石炭を大量に産出していた筑豊炭田が広がっておりまして、その始まりはなんと室町時代にまで遡り、室町時代中期に現在の北九州市八幡西区にあります香月に住んでいた住民が石炭を発見し、薪よりも良い燃料ということで使用していたのが始まりだと言われております。

本格的に炭田として動き始めたのは江戸時代中期頃と言われておりまして、製塩を行うのに大量の燃料を必要としたため、小倉藩と福岡藩が炭鉱の開発を進め、石炭の採掘、輸送、販売は各藩で管理しておりました。

この石炭記念公園は元々、旧三井田川鉱業所と呼ばれる炭鉱跡地でございまして、旧三井田川炭鉱所は日本最大の出炭量を誇る筑豊炭田の中でも、最大級の炭鉱だったと言われております。

そして写真にあります2本の煙突は、伊田竪坑第一煙突と第二煙突でございまして、煙突の麓にありますボイラーで石炭を燃やし、その燃焼した蒸気で竪坑内に入るための昇降ケージ(エレベーター)を動かしていたようです。

煙突が稼働している当時は絶えず黒煙を噴き上げていたようで、炭坑節の歌詞の中でも「あんまり煙突が高いので、さぞやお月さん煙たかろう」と唄われておりましたが、現在は炭鉱記念公園のシンボルマークとなっております🏭️

撮影地

撮影機材

Camera: OM-5【OM SYSTEM】

Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】

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