今回最後のヒガンバナのお写真はこちらでありまして、左側はアスファルトの道、右側は田んぼになっているのですが、その間のあぜ道に沿って整列して咲いているヒガンバナの花々を撮らせて頂きました!🌸
ヒガンバナは地下茎にある鱗茎によって増えていく花であるため、狭い道には密集して咲いていることが多いのですが、このあぜ道に咲いているヒガンバナたちは、密集したグループがずっと道の先まで連なっており、結構な長さの真っ赤な花道になっておりまして、この日いろいろなヒガンバナを撮影するスポットを探しながら歩いていたのですが、このあぜ道が最もヒガンバナが密集していて、最も長蛇の列を成している場所でございました!😁✨
前回、ヒガンバナにはリコリス・ラジアータなどの学名や別名などが複数存在することを記事に記しましたが、今回の写真のタイトルにあります「曼珠沙華(まんじゅしゃげ)」も実はヒガンバナの別名から取ったものでありまして、これはサンスクリット語の「manjusaka」を漢字に音写したものとされ、サンスクリット語での意味は「赤い」なのだそうで、葉に先立って赤い花を咲かせるという意味合いから、そう名付けられたと言われております。
また、この曼珠沙華という言葉は法華経などの仏典に由来しておりまして、釈迦が法華経を解かれた際、天は蔓陀羅華・摩訶曼陀羅華・蔓殊沙華・摩訶蔓殊沙華の四華を降らせて供養したとされており、この中の曼珠沙華が、詳細な花姿は不明ですが、「赤団華」の漢訳から赤い花であると想定され、それがヒガンバナなのではないかと解釈されているのだそうです。
なので法華経では曼珠沙華には「天上の花」という意味合いがあるそうで、これもリコリス・ラジアータに引き続き、名前の響きも意味合いもカッコイイなと思ったのでタイトルに引用させて頂きました(笑)🤣
撮影地
撮影機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】
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