べっぷ地獄めぐりといいますと、別府では昔から観光の一環として行われている有名な源泉巡りのことでございまして、現在は7つの源泉に立ち寄ることができるのですが、その中でも血の池地獄と呼ばれる、赤色のお湯が溜まっているスポットがございまして、こちらはその血の池地獄になり……ませんっ!!🤯
そう、この写真は血の池地獄の風景を撮ったものではなく、なんと海地獄の中の風景を撮ったものだったのです!👀
海地獄を知っている方であれば、誰もがあの青いお湯を想像すると思いますが、実は海地獄の敷地内には「赤池地獄」と呼ばれる別の源泉が存在しておりまして、なんとこの赤池地獄では血の池地獄と同じ、赤色のお湯が池に溜まっているのでございます!♨️
ちなみに、こちらの赤池地獄や血の池地獄のお湯が何故赤くなるのかと言いますと、このようなお湯の中には鉄分が多く含まれておりまして、その鉄分を含んだお湯が空気に触れることで酸化が起こり、鉄分が水酸化第二鉄に化学変化することで、その沈殿物が赤褐色のものになり、お湯が赤く見えるのだそうです!👨🏫
つまり簡単に言いますと、鉄を長く空気中に放置すると錆びてきますが、その錆びる現象がお湯の中で起こっているということになりますね!💡(全く同じ現象というわけではありませんが)
なのでこれらのお湯は、湧き出て直ぐの時は無色透明に近い色のお湯なのですが、時間が経過するごとに酸化した沈殿物が溜まって、写真のような赤色や赤褐色のお湯に変化していくようです。
いやぁ〜……かがく(化学)のちからってすげー!
撮影地
撮影機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】


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