PhotoBlog:234 高速標的機CHUKARⅢ

Photo No.234 高速標的機CHUKARⅢ/撮影地 山口県 下関市 あるかぽーと

それでは訓練支援艦くろべの概要についてご紹介を終えたところで、実際に一般公開にてくろべに乗艦した際に撮影した写真を用いながら、くろべの艦内で展示されていた設備や装備品をご紹介していきたいと思います!🛳️

まず、タラップから艦内へ入って向かったのが艦尾側後部甲板でございまして、そこに早速展示されていたのが、こちらのネオンカラーのオレンジ色をした、いかにも飛翔体といったフォルムをしているくろべの装備品の一つでございまして、こちらが無人標的機Chukar IIIになります。

前回くろべの概要のご紹介でも触れましたが、こちらのChukar IIIは無人標的機、いわゆるドローンでございまして、護衛艦による対空射撃訓練を行う際、対艦ミサイルの想定でくろべから訓練相手の護衛艦に向けて射出され、護衛艦はこれを迎撃するといった訓練が行われております。

しかし、訓練の度にChukar IIIを迎撃して破壊していたら膨大な費用が掛かることになりますので、訓練対象の護衛艦が迎撃を行った後、Chukar IIIは被弾する寸前で護衛艦からの迎撃を回避し、その後はパラシュートを開いて海面に着水させ、くろべがそれを回収して繰り返し使用できるようになっています。

護衛艦は訓練とて、Chukar IIIを本気で撃ち落とそうとしてきますから、迎撃を回避する際は、遠隔操作をするくろべの操作手の腕が問われることになりそうですよね😌

Chukar IIIの性能についてですが、最大速力は540ノットあり、時速に直すと約1000km/h、音速にしてマッハ約0.8もの速力を出すことができまして、航続距離は30000フィート(約9000m)から40000フィート(約1,2000m)飛行することが可能となっております。

ちなみにこのChukar III、爆薬を搭載してミサイルとして運用することも可能でありまして、実際に1990年(平成2年)イラクのクウェート侵攻を発端に始まった湾岸戦争では、アメリカ軍が実弾として運用した実績がありまして、その際に残ったChukar IIIはオハイオ州にある国立アメリカ空軍博物館に残っているのだそうです。

今回の写真の写真集掲載先はこちら(写真を拡大して見ることができます)

撮影地

撮影機材

Camera: OM-5【OM SYSTEM】

Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】

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