さて、これまでは八幡竈門神社の歴史に関することを中心にご紹介してきましたが、今回はこの八幡竈門神社に伝わる伝説につきましてご紹介していこうと思います⛩️
まずは写真を見て頂きたいのですが、こちらの石の真ん中には大きな窪みができておりまして、窪みの先は細く三つに枝分かれしているのですが、こちらはこのブログのタイトル通り、「鬼の忘れた石草履」と呼ばれる、人食い鬼の履いていた石草履だと言われるものでございます👹
真上からこの窪みを見てみますと、確かに足跡のような形になっており、指先は三つに分かれているのですが、これは鬼の足の指は三本しかないとされておりまして、指はそれぞれ貪欲、嫉妬、愚痴、知性、慈悲を表しているのですが、鬼にはその内の知性と慈悲が欠如しているため、指が三本であると言われています。
さて、それではどうして鬼はこの石草履を八幡竈門神社に忘れて行ってしまったのか、その経緯となった伝説をこれからご紹介したいと思います。
この内竈の地にはその昔、かまど村という村がありまして、その村には人食い鬼が出没しており、村人たちはたいそう頭を悩ませておりました。
そこで村人たちは八幡様に、人食い鬼をどうにかして欲しいと相談したところ、八幡様は鬼のもとへと向かいまして、鬼にある駆け引きを持ち出したのでございます。
その駆け引きの内容というのが、一晩の内に百の石段を造ることでございまして、もし鬼が百の石段を朝までに造ることができたら、その時は村から毎年生贄を差し出すこととし、鬼が石段を造れず夜を明かしたら、鬼は二度と村には近づかないようにせよというものでした。
そんな八幡様からの申し出に鬼は承諾し、夜の間にせっせと石段を積み上げていきます。
そして九十九段目まで石段を作り上げ、百段まであと一段といったところで鬼は一息つき、最後の一段を積み上げようとしたその瞬間……!
コケコッコー!!🐔
そこでなんと朝日が昇り始め、鶏が鳴き、朝を迎えてしまったのでございます!☀️
これに驚いた鬼は八幡様との約束を思い出し、その場から一目散に逃げ出したのですが、その時に落としていった片方の石草履というのが、この「鬼の忘れた石草履」なのでございます。
この勝負の後、鬼は二度と村に近づくことはなかったのですが、残された鬼の石草履に、ある村人が興味本位で恐る恐る足を入れてみますと、トンデモナイパワーが身体の底からみなぎってきまして、仕事にはより一層励むことができ、体調が悪い人はたちまち健康になったのだそうです。
それ以降、鬼の石草履は八幡竈門神社のパワースポットとされており、現在もこの石草履には足を入れることができますので、皆さんも是非石草履に足を入れてみて、鬼の力を手に入れてみては如何でしょうか?👹
撮影地
撮影機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】


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