あるかぽーとでは訓練支援艦くろべの一般公開に合わせて、陸上自衛隊の装備展示も行われておりまして、こちらは96式装輪装甲車という、圧延鋼板の装甲で覆われた人員輸送車になります!🚛
こうして観覧車の下にあると、遊園地のアトラクションの乗り物のようにも見えますが、実物を目にするとその車高の高さと、車体全体のドッシリとした風格は見事なものでございます!🤩
96式装輪装甲車は、自衛隊の装甲兵員輸送車としては初の装輪車両でありまして、キャタピラではなく、様々な悪路での運用を想定して設計された、コンバットタイヤが標準装備されております。
コンバットタイヤは左右に4輪ずつ、計8輪が装備されておりまして、このコンバットタイヤの優れた点は、仮に全てのタイヤの空気が抜けてしまったとしても、すぐには走行不能にはならず、ある程度の距離であれば走行を持続することができるよう作られている点でございます🚛💨
その他にも、CTISと呼ばれるタイヤの空気圧を調整する装置により、路面状況に応じてタイヤの空気圧を自在に変更することができるという、まさに悪路走行のスペシャリストがこの96式装輪装甲車なのです!✨
ちなみに、武装につきましては型番によって装備されているものが異なり、A型には96式40mm自動てき弾銃という、グレネードを発射するグレネードランチャーが装備されておりまして、一方のB型には12.7mm重機関銃M2と呼ばれる、大型の機関銃が装備されております。
撮影地
撮影機材
Camera: OM-5【OM SYSTEM】
Lens: M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 II【OM SYSTEM】


コメント