白野江植物公園にて、ボタン園から桜広場へと続く階段のある花畑へと移動しますと、一輪だけ大きな花を咲かせた黄色のヒガンバナに似た植物を見つけましたので、一枚撮らせて頂きました!📸✨️🌼
こちらの植物はヒガンバナではなく、「ショウキズイセン」と呼ばれる植物でございまして、学名は「Lycoris traubii」と呼ばれ、ヒガンバナ属に属するヒガンバナの仲間でございます。
海外では主に台湾に、そして日本では四国、九州、南西諸島と、日本の南部に広く分布しておりまして、野生下では石灰岩地や岩場、そして林縁に生息しておりますが、公園や庭で植栽されることも多い身近な植物となっております。
ちなみに、ショウキズイセンの「ショウキ」については、中国の民間伝承や道教に伝わる「鍾馗」と呼ばれる神様のことを指しておりまして、唐の時代の皇帝である玄宗皇帝が病に伏せていたところ、鍾馗が玄宗皇帝の夢の中に現れて悪鬼を退き、病を治したといった伝承があることから、魔除けや厄除けの神様であるとされております。
鍾馗については日本でも、平安時代頃から魔除けや厄除けの神様として信仰されておりまして、平安時代末期に描かれた辟邪絵の一つには鍾馗が描かれたものがあったり、また、江戸時代の末期には関東地方では鍾馗を象った五月人形が作られたり、近畿地方では家の魔除けとして、鍾馗の像が屋根の上に置かれるといった風習がよく見られたようです。
現代でも鍾馗の信仰は主に京都市を中心に、近畿地方や中部地方に深く根ざしておりまして、京都市内の民家の屋根上には、瓦製の鍾馗の人形が置いてある家もあり、2013年(平成25年)には、京都市東山区にある若宮八幡宮の境内に、日本初の鍾馗を祭った鍾馗神社が創設されたそうです。
今回の写真の写真集掲載先はこちら(写真を拡大して見ることができます)

撮影地
撮影機材
Camera: Z8【Nikon】
Lens: NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S II【Nikon】



コメント